MUME~厳選した酒と季節の肴の店~
- OEMarche TIMEs
- 2019年9月6日
- 読了時間: 2分
「MUME」オーナー梅谷祐介さん
福島・郡山にある、ふるや農園の放牧豚を使った肩ロースの西京焼き。魚のさわらを低温の油でカリッと煮たコンフィ。福島産の地ビール。聞いただけで涎が出そうになる。珠玉の地酒と肴を今回のイベントで提供するのは、小名浜にある料理屋『MUME』だ。
店名の由来は、1人で店を切り盛りするオーナーの梅谷祐介さんの「梅」からだ。梅の学名は、Prunus mume(プルーヌス ムメ)という。またその語源が中国から来たことから、古来日本では梅を「ムメ」と呼んだこともあったとされる。
2014年にオープンして5年目となる。小名浜出身の梅谷さんは、大学進学を機に上京する。学生時代にアルバイトとして始めた飲食店での経験が、今のキャリアを築いた。東京の恵比寿にある飲食店で働いていた彼は、30歳を目前にして独立を考え始める。その後、故郷の小名浜で自身の店を構えることに決めた。
「何かしらのツテはあるから」。東京と違う点は、そこにある。生産者との距離が近く、その日に採れた新鮮な野菜を料理にすることもできる。
こだわりを聞いた。「うちは、居酒屋じゃない」。梅谷さんが厳選した美味しいお酒がまずあって、そのお酒に合う肴を提供する。ジャンルに縛られない自由な雰囲気を感じた。お酒を長く楽しんでもらおうと、多くの他店舗で提供されるインパクト重視の風潮から一線を博した、自然派のワインや日本酒を提供する。
「このスタイルは貫いていきたい」と語る。シンプルかつ洗練された無ジャンルの料理屋
「MUME」の味を、イベントを訪れて堪能してもらいたい。


Comments